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スタッドレスタイヤはどのブランドが安心?氷上制動距離の公表データで見る現行6ブランドのランキング

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スタッドレスタイヤの氷上制動距離の公表値を、試験条件と一緒にメーカー別にまとめました。

氷上制動距離とは

あわせて、初めてスタッドレスを選ぶ人向けに、「どのブランドを選べば安心か」を公表データから考えたランキングも付けています。口コミではなく、メーカーが公表している試験データとサイズ展開をもとにしたランキングです。

データはタイヤ公正取引協議会(TFTC)に届け出られた性能試験データと、各メーカーの公式発表によるものです。2026年11月4日に確認しました。

最初に大切な注意点
ここに並ぶ数字は、すべて「各メーカーが自社の従来品と比べた試験」の結果です。
メーカーごとにタイヤサイズ・試験車両・氷の温度が違うため、違うメーカーの数字同士を比べて順位を付けることはできません。
TFTCのサイトにも「メーカー、タイヤの種類などによって試験条件が異なるため、異なるメーカー、タイヤ同士で試験結果を単純比較することが出来ません」と書かれています。
スタッドレスタイヤはどのブランドが安心?氷上制動距離の公表データで見る現行6ブランド

現行モデルの氷上制動距離 早見表

まずは現行モデルの結果だけを抜き出した表です。いずれも初速20km/hから完全停止までの距離(ABS作動)で、比較相手は各社の1世代前のモデルです。

モデル比較相手(従来品)タイヤサイズ/試験車両現行モデル従来品
ブリヂストン
BLIZZAK WZ-1
BLIZZAK VRX3185/60R15
トヨタ ヤリスHV
13.32m15.00m
ヨコハマ
iceGUARD 8(iG80)
iceGUARD 7(iG70)195/65R15
トヨタ カローラ
11.9m13.6m
ダンロップ
WINTER MAXX ICE Pro
WINTER MAXX 03205/55R16
フォルクスワーゲン ゴルフ8
11.39m/12.21m14.17m/15.35m
グッドイヤー
ICE NAVI 8
ICE NAVI 7195/65R15
フォルクスワーゲン ゴルフ7
9.97m10.78m
トーヨー
OBSERVE GIZ3
OBSERVE GIZ2195/65R15
トヨタ カローラ ハッチバック(4WD)
制動距離の実数は非公表(指数で従来品100→78)
ミシュラン
X-ICE SNOW+
X-ICE SNOW−氷上制動距離の公表値なし

※ WINTER MAXX ICE Proの数字が2つあるのは、試験を日を変えて2回実施し、結果が両方とも公表されているためです。範囲ではなく2回分の測定結果です。

<ICE NAVI 8(9.97m)の試験条件を、ほかのモデルと並べてみると>
この表で一番短いICE NAVI 8の9.97mについて、試験条件をほかのモデルと並べると、次のような違いがあります。

・試験車両はゴルフ7(車両重量1,240kg)で、iG70(11.0m)やVRX3(13.18m)の試験に使われたプリウス(1,320〜1,390kg)より約110kg軽い車でした
・路面は北海道・名寄の屋外コースで、路面温度は-3.2〜-3.0℃。VRX3の試験の氷温は-0.2℃で、約3℃の差があります(iG70の試験は路面温度-2.7℃で、比較的近い条件でした)
・タイヤの空気圧は前後とも230kPaで、プリウスを使った試験の250/240kPaより低めでした
条件がそろっていないため、この数字をもって他社モデルより止まるとは言えません。同じ条件で測った自社従来品との差は-0.81mで、進化の目安としてはこちらが参考になります。

現行6ブランドのランキング(公表データから見た「選びやすさ」の順位)

順位は制動距離の数字そのものではなく、次の3つの基準で付けています。

スタッドレスタイヤ6ブランドのランキングの評価基準
  • 氷上性能データの裏付け:氷上制動距離の実数が公表されていて、タイヤ公正取引協議会への届出でも確認できるか。自社の従来品からどれだけ進化したか
  • サイズ展開:軽自動車からSUVまで、日本で売れている車のサイズが揃っているか(自分の車のサイズがなければ、性能が良くても選べません)
  • 日本の冬への適合と実績:日本の凍結路を想定した設計か、国内での販売実績と流通があるか、発売からどれだけ経っているか

1位:ブリヂストン「BLIZZAK WZ-1」

  • 氷上制動距離の実数(13.32m)がメーカー公式とTFTC届出の両方で確認できる、データの透明性が高いブランドです
  • サイズは119サイズ(13〜22インチ)で、今回の6ブランドで最も広く、軽自動車からSUVまでほぼカバーします
  • 国内最大手で、量販店・タイヤ専門店・通販のどこでも買えて、交換や相談の窓口も多いのが実用上の安心です
  • 注意点:価格は高めのモデルです。あと、WZ-1には12インチサイズがありません
  • こんな人におすすめ:初めてのスタッドレスで、失敗したくない人。予算より安心を優先する人

1本(タイヤのみ)の価格:20,750円~
ホイールセット4本の価格:118,000円~

※記載した価格は2026年11月4日に楽天市場で確認した最安値(195/65R15、ミシュランのみ195/60R16)です。1本価格は送料込みの目安、ホイールセットはホイールの種類や車種によって値段が変わります

2位:ヨコハマタイヤ「iceGUARD 8(iG80)」

  • 氷上制動は従来品から14%向上、氷上旋回も13%向上と、進化幅が大きいモデルです。制動距離の実数(11.9m)もTFTC届出で確認できます
  • サイズは71サイズ(14〜21インチ)で、軽自動車からSUVまで揃います
  • ブリヂストンと並ぶ国内大手で、日本の冬道に合わせて開発されてきたシリーズです
  • 注意点:ヨコハマの公式サイトでは「14%向上」としか書かれておらず、実数を知るにはTFTCのデータまで見に行く必要があります。データの分かりやすさではブリヂストンに一歩譲ります
  • こんな人におすすめ:氷上性能を重視しつつ、ブリヂストン以外の選択肢も比べたい人

1本(タイヤのみ)の価格:22,110円~
ホイールセット4本の価格:115,100円~

3位:ダンロップ「WINTER MAXX ICE Pro」

  • 従来品からの進化幅は氷上制動25%向上と、6ブランドで最大です。TFTC届出には2回分の実数(11.39m/12.21m)が載っています
  • サイズは99サイズ(13〜22インチ)と広く、ブリヂストンに次ぐ展開です
  • 注意点:2026年発売の新モデルで、長期使用(3〜4シーズン目)の実績データがまだありません。また、メーカー自身が「氷上性能を優先し、一部の性能との配分を見直した」と説明しているモデルで、寿命面を重視する人は併売されているバランス型のWINTER MAXX 03も候補になります
  • こんな人におすすめ:凍結路の走行が多く、氷上性能を最優先したい人

1本(タイヤのみ)の価格:21,400円~
ホイールセット4本の価格:112,800円~

4位:トーヨータイヤ「OBSERVE GIZ3」

  • 氷上制動は従来品から指数で22%短縮と、進化幅そのものは大きいモデルです。サイズは68サイズ(13〜20インチ)で、SUV向けサイズも追加されました
  • 注意点:制動距離の「実数」が公表されていません。指数(100→78)だけでは、第三者がデータを確認する手段がなく、データの透明性で上位3ブランドに劣ります
  • こんな人におすすめ:価格と性能のバランスで選びたい人

1本(タイヤのみ)の価格:14,840円~
ホイールセット4本の価格:91,200円~

5位:グッドイヤー「ICE NAVI 8」

  • 氷上制動距離の実数(9.97m)は公表されています。サイズは74サイズ(13〜21インチ)です
  • 注意点:2021年発売で、現行6モデルの中で最も古いモデルです。従来品からの進化幅の公表も8%と小さめで、後継モデルもまだ出ていません。また、9.97mという数字は他社モデルとは試験条件が違う条件で測られたものであること、原典データが現在のTFTCサイトでは直接確認できないことも、この記事では明記しておきます(詳しくは上の注釈ボックスを参照)
  • こんな人におすすめ:価格を抑えたい人。ただし発売から年数が経っている分、製造年の新しいものを選ぶのが前提です

1本(タイヤのみ)の価格:12,500円~
ホイールセット4本の価格:80,900円~

6位:ミシュラン「X-ICE SNOW+」

  • ウェット制動(約7.3%向上)や摩耗(約25%向上)の公表データは優秀で、雪道や高速道路、長く使いたい人には魅力のあるモデルです
  • 注意点:このランキングの基準では不利な点が2つあります。1つは氷上制動距離の実数が公表されていないこと、もう1つはサイズが16〜22インチのみで、軽自動車やコンパクトカーに履けるサイズがないことです。日本の市街地で怖いのは圧雪より凍結路(交差点のミラーバーンなど)なので、「氷で止まる安心」を最優先する基準では、この順位になりました
  • こんな人におすすめ:16インチ以上の車で、雪道・高速走行が中心で、長寿命も重視する人

1本(タイヤのみ)の価格:25,530円~
ホイールセット4本の価格:139,740円~

改めて書いておくと、この6位は「ミシュランのタイヤの性能が6ブランドの中で一番低い」という意味ではありません。X-ICEシリーズは雪上性能やバランスの良さ、減りにくさで評価する声が多く、口コミでも評判のいいブランドです。
それでも順位が最後になったのは、この記事が「日本の凍結路で止まる性能を、公表データで確認できるか」と「軽自動車・コンパクトカーを含む日本の主流サイズで選びやすいか」を基準にしているためです。16インチ以上の車で、雪道や高速道路の走行が中心の人にとっては、上位のブランドと並ぶ有力な候補です。

スタッドレスタイヤ 現行6ブランドのランキング

数字を読むときの注意点

同じタイヤでも、試験が変われば数字が変わる

条件で数字がどれだけ動くかは、同じモデルの例がいちばん分かりやすいです。

  • BLIZZAK VRX3:2025年の試験(WZ-1との比較、ヤリスHV)では15.00m、2021年の試験(VRX2との比較、プリウス)では13.18m。同じタイヤで1.8m以上の差があります
  • ICE NAVI 7:2021年の試験(ICE NAVI 8との比較、ゴルフ7)では10.78m、2017年の自社試験(プリウス)では14.09m
  • iceGUARD 7(iG70):2021年の試験(iG60との比較、プリウス)では11.0m、2025年の試験(iG80との比較、カローラ)では13.6m

タイヤそのものの性能ではなく、車両・氷温・場所といった試験条件の違いでこれだけ変わります。

数字に影響する主な条件

  • 車両の重さ:軽い車ほど短く止まります
  • 氷の温度:0℃に近い氷は表面に水の膜ができて滑りやすく、制動距離が伸びます。-3℃前後の氷の方が止まりやすい条件です
  • 空気圧:低いほど接地面積が増え、氷上では有利に働く場合があります
  • 初速:ほとんどは20km/hからですが、ミシュランのX-ICE SNOWは25km/h、SUV用のBLIZZAK ICEPEAKは30km/hからの試験で、数字の桁が変わります
  • 室内か屋外か:室内のスケートリンクは条件が安定し、屋外は気温・路面の変動を受けます

ブリヂストン

BLIZZAK WZ-1(2025年9月発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):WZ-1 13.32m / BLIZZAK VRX3 15.00m(1.68m・11%短縮)

タイヤサイズ185/60R15 84Q(リム 15×6.0J)
試験車両トヨタ ヤリスHV(6AA-MXPH10・2022年式)1,490cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント230kPa/リア220kPa
場所・路面軽井沢風越公園アイスアリーナ(室内)、氷盤路面、氷温-1.2℃
試験日2025年3月12日(試験回数5回)

氷上旋回(コーナリング)のラップタイムも、WZ-1 17.69秒に対してVRX3 18.47秒と、4%短縮が公表されています。

BLIZZAK VRX3(2021年9月発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):VRX3 13.18m / BLIZZAK VRX2 16.11m(2.93m短縮)

タイヤサイズ195/65R15 91Q(リム 15×6.5J)
試験車両トヨタ プリウス(DAA-ZVW51)1,790cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面東大和スケートセンター(室内)、氷盤路面、氷温-0.2℃

WZ-1の試験で測られたVRX3(15.00m)とは車両もサイズも違うため、この13.18mと直接比べることはできません。

BLIZZAK ICEPEAK(SUV用、2026年発売)

氷上制動距離(30km/hから完全停止):ICEPEAK 32.36m / BLIZZAK DM-V3 36.16m(11%短縮)

タイヤサイズ225/65R17 XL 106Q
試験車両トヨタ RAV4 ハイブリッド(6AA-AXAH54)2,487cc、4WD
注意初速が30km/hのため、20km/h試験の数字とは比べられません

BLIZZAK DM-V3(SUV用、2019年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):DM-V3 12.15m / BLIZZAK DM-V2 13.31m(1.16m短縮)

タイヤサイズ225/65R17 102Q(リム 7.0インチ)
試験車両トヨタ ハリアー(DBA-ZSU65W)1,986cc、4WD、2名乗車相当
空気圧240kPa
場所・路面軽井沢(室内)、氷盤路面、氷温-3.0℃

ヨコハマタイヤ

iceGUARD 8 iG80(2025年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):iG80 11.9m / iceGUARD 7 iG70 13.6m(1.7m短縮)

タイヤサイズ195/65R15 91Q(リム 15×6.5J)
試験車両トヨタ カローラ(6AA-ZWE219)1,797cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面氷盤路面(室内試験)
試験日2025年5月13日(試験回数5回)

ヨコハマの公式サイトでは制動距離の実数ではなく「氷上制動14%向上」とだけ公表されていますが、タイヤ公正取引協議会への届出データには実数(11.9m/13.6m)が載っています。他にも氷上旋回13%向上、雪上制動4%向上が公表されています。

iceGUARD 7 iG70(2021年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):iG70 11.0m / iceGUARD 6 iG60 12.5m(14%短縮)

タイヤサイズ195/65R15 91Q(リム 6.5J)
試験車両トヨタ プリウス(DAA-ZVW51)1,797cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面軽井沢アイスアリーナ(室内)、氷盤路面、路面温度-2.7℃
試験日2021年5月13日(試験回数5回)

iceGUARD 6 iG60(2017年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):iG60 12.1m / iceGUARD 5 PLUS 14.2m(15%短縮)

タイヤサイズ195/65R15 91Q(リム 15×6.5J)
試験車両トヨタ プリウス(DAA-ZVW50)1,797cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面軽井沢(室内)、氷盤路面、試験温度-1.0℃
試験日2017年4月19日(試験回数5回)

ダンロップ

WINTER MAXX ICE Pro(2026年8月発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):ICE Pro 11.39m/12.21m / WINTER MAXX 03 14.17m/15.35m(25%向上)

タイヤサイズ205/55R16 91Q(リム 6.5J)
試験車両フォルクスワーゲン ゴルフ8(3AA-CDDFY)1,497cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧250kPa
場所・路面ヘルスピア倉敷アイススケートリンク(岡山県、室内)、氷盤路面、気温7〜7.4℃
試験日2026年4月16日〜17日(試験回数11回、日を変えて2回実施)

ダンロップの公式サイトでは「氷上制動25%アップ」とだけ公表されていますが、タイヤ公正取引協議会への届出データには2回分の実数が載っています。ICE Proは氷上性能に特化したモデルで、従来のバランス型であるWINTER MAXX 03も併売されています。

WINTER MAXX 03(2020年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):WM03 14.5m / WINTER MAXX 02 17.6m(22%向上)

タイヤサイズ195/65R15 91Q
試験車両1,800cc、前輪駆動(車名は公式発表に記載なし)
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面ヘルスピア倉敷(室内)、氷盤路面、路面温度-0.3℃

グッドイヤー

ICE NAVI 8(2021年発売)

氷上制動距離(20km/hから完全停止):ICE NAVI 8 9.97m / ICE NAVI 7 10.78m(0.81m・8%向上)

タイヤサイズ195/65R15 91Q
試験車両フォルクスワーゲン ゴルフ7(DBA-AUCJZ)1,190cc、前輪駆動、2名乗車相当
空気圧フロント230kPa/リア230kPa
場所・路面住友ゴム 名寄テストコース(屋外)、氷盤路面、路面温度-3.2〜-3.0℃、気温-2.7〜-2.0℃

この9.97mという数字の試験条件については、記事冒頭の早見表の下にある注釈で、ほかのモデルと並べて詳しく説明しています。

トーヨータイヤ

OBSERVE GIZ3(2024年発売)

氷上制動距離の実数は非公表です。公式カタログでは指数による公表のみで、従来品OBSERVE GIZ2を100としたときにGIZ3は78、つまり制動距離22%短縮とされています。氷上旋回も4%短縮です。

タイヤサイズ195/65R15 91Q(リム 15×6J)
試験車両トヨタ カローラ ハッチバック 1,800cc、4WD
空気圧フロント250kPa/リア240kPa
場所・路面トーヨータイヤ冬期テストコース、氷盤路面、氷面温度-1.6〜-1.9℃
速度20km/hからフルブレーキ(ABS作動)

指数78から逆算して「約○○m」と書くことはできないため、この記事でも実数の推定はしません。

ミシュランタイヤ

X-ICE SNOW+(2026年発売)

氷上性能はX-ICE SNOWと同等を維持したとされ、氷上制動距離の公表値はありません(タイヤ公正取引協議会の届出にも氷上制動の項目がありません)。
公表されているのは、ウェット制動の約7.3%向上(44.0m→40.8m)、摩耗の約25%向上、転がり抵抗の約5.6%低減です。
サイズは16〜22インチのみで、軽自動車・コンパクトカー向けのサイズ設定がありません。

X-ICE SNOW(2020年発売)

氷上制動距離(25km/hから完全停止):X-ICE SNOW 16.5m / X-ICE 3+ 18.2m(約9%短縮)

タイヤサイズ205/55R16(リム 6.5J)
試験車両フォルクスワーゲン ゴルフ7(DBA-AUCJZ)1,190cc、前輪駆動
空気圧230kPa
場所・路面士別寒地試験場、氷盤路面、氷温-1.6〜-1.5℃
試験日2020年2月20日
注意初速が25km/hのため、他メーカーの20km/h試験より数字が長く出ています。単純に「長い=止まらない」ではありません

まとめ:結局、どの数字を見ればいいのか

  • メーカーをまたいだ制動距離の数字の大小だけでは選べません
  • 同じメーカーの中で「従来品からどれだけ短くなったか」は、そのモデルの進化の目安になります
  • 実際に選ぶときは、氷上性能の伸びに加えて、自分の車に合うサイズがあるか、ホイールセットの価格がいくらか、という現実的な条件で比べるのがおすすめです

ホイールセットの価格については、ブリザックWZ-1のセット価格をサイズ別にまとめた記事があります。

ブリザックWZ-1のホイールセット、価格はいくら?サイズ別の目安と失敗しない選び方
ブリザックWZ-1のホイールセット価格を155/65R14・185/65R15・195/65R15の3サイズで調査。最安6万円台からBBS鍛造の33万円台まで差が付く理由、穴数・PCDなど失敗しない選び方と購入前チェックリストをまとめました。

旧モデル(2018年以前に発売されたモデル)の氷上制動距離データは、別記事にまとめてあります。

スタッドレスタイヤ比較 氷上制動距離
スタッドレスタイヤ比較のために、発表されている氷上制動距離のデータをまとめてみました。

出典

  • タイヤ公正取引協議会「タイヤの性能試験データ比較」(2026年11月4日確認)
  • 同・氷上制動試験データ(BLIZZAK WZ-1)
  • 同・氷上制動試験データ(iceGUARD8 iG80)
  • 同・氷上制動試験データ(WINTER MAXX ICE Pro)
  • 各メーカーの公式発表・公式カタログ(ブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム工業、トーヨータイヤ、日本ミシュランタイヤ、日本グッドイヤー)
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